ピッチャーの肩のケガ予防・フォーム改善に役立つツール、それが「インディアンクラブ」。
ここでは、効果・メリット・注意点を高校野球向けにわかりやすく解説します!
目次
インディアンクラブとは?
木製またはプラスチック製のクラブ(バットに似た形)を使って、肩を中心に円を描くように振るトレーニング器具です。
- 軽くて扱いやすい(初心者にも◎)
- 肩・背中・体幹を滑らかに連動させる動きが特徴
- 投球動作に似た「しなり」を体で覚えられる
ピッチャーにとっての5つのメリット
① 肩まわりがスムーズに動く
肩甲骨と上腕の連動が良くなり、フォームが自然に。
② ケガの予防になる
肩の可動域と安定性のバランスが整い、ケガのリスクを減らせます。
③ 力みが取れてリラックスできる
脱力してクラブを振る感覚が、ピッチング動作にも良い影響を。
④ 可動域アップでパフォーマンス向上
胸椎や股関節の回旋も良くなり、体全体を使った投球に。
⑤ クールダウンにも使える
投球後にクラブを軽く振ることで、肩周辺の筋肉の回復を助けます。
エクササイズの注意点
使い方を間違えると逆効果!以下のポイントに注意しましょう。
- クラブは軽め(200〜500g程度)を選ぶ
- 動きはゆっくり丁寧に(無理に大きく・速く振らない)
- 肩に違和感や痛みがあるときは中止する
- 毎日5分でも継続することが大切
まとめ
インディアンクラブは、ピッチャーに必要な「しなやかさ」「フォームの再現性」「ケガ予防」をサポートする優秀なツールです。
日々の練習に5分でも取り入れることで、投球の感覚やパフォーマンスが自然と変わってきます。
「強く投げる」よりも、「正しく・滑らかに投げる」ための身体作りを始めましょう!
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