しなやかに力を伝える動き作り:ダイナミックスタビライゼーションを活性化して肘を守る体を作る
目次
ダイナミックスタビライゼーションとは?
野球の投球やバッティングなど、スポーツの動きで大切なのが「関節の安定化」です。
ただ筋トレをするだけでなく、力を無駄なく伝えるしなやかな体の使い方が重要なんです。
これを支えるのがダイナミックスタビライゼーション(動的安定化)です。
しなやかに動くってどういうこと?
例えば投球では、腕だけでなく股関節や体幹・肩甲骨の連動がしなやかさを生みます。
逆に、踏ん張って硬く動くフォームでは肘や肩に負担が集中しやすいです。
無駄な力みを抜いて動くことで、肘にかかる負担を分散できます。
具体的なエクササイズ例
以下の動きでしなやかさや力の伝え方を自然に学べます👇
✅ スワイショウ(太極拳の振り子動作)
上下のリズム動作で、床反力を受け止める感覚を身につけます。
✅ インディアンクラブを使ったスワイショウ
約800g程度のクラブを持ち、ただただ「振られる」動きを練習します。
クラブの重さを受け止める感覚が、力まず動くしなやかな連動を養います。
✅ 軽く握ったプッシュアップ
力まずに体幹を支えながら、肩甲骨や胸郭のしなやかな連動を感じます。
✅ スクワット+棒を落とさない課題
手のひらに棒を乗せてスクワットすることで、軸を微調整する感覚を練習できます。
動きを「見て」フィードバックする
動画や鏡で自分の動きを見返すことで、
「力んでる?しなやかに動けてる?」を確認できます。
これがしなやかな動きを洗練する大事なプロセスです!
ダイナミックスタビライゼーションが活性化すると?
- 小脳・大脳基底核系(脳の動作制御の要)が活性化
- 無駄な力みが減り、自然な動きが育つ
- 肘や肩などの関節への負担を分散し、ケガ予防につながる!
つまり、筋力を鍛えるだけじゃなく、「しなやかに動ける体」を作ることがカギなんです。
まとめ
✔️ ダイナミックスタビライゼーションは、しなやかな動きの土台です。
✔️ 「振られる感覚」「リズム」「軸の微調整」を引き出す課題設定が大切。
✔️ 結果的に、肘などの関節への負担を自動的に分散できる体に変わります。
もし質問や具体的な練習例が見たい方は、ぜひコメントやお問い合わせで教えてくださいね!
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