40代を過ぎると、
・疲れが抜けにくくなる
・以前より体がこわばる
・ちょっとした段差が気になる
そんな“体の変化”を実感する方も増えてきます。
まだまだ若い気持ちでいるのに、じわりと訪れる変化。
「このままの体で、私は何歳まで元気に動けるんだろう…?」
と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな今だからこそ、
「健康寿命」 という言葉を知っておくことは大きな力になります。
■ 「平均寿命」と「健康寿命」は別物
日本は長寿国と言われ、
女性の平均寿命は 86歳前後 とされています。
けれど、この数字だけでは
“実際に何歳まで元気で動けるのか”はわかりません。
なぜなら平均寿命は 0歳からのデータ だから。
事故や病気、乳幼児の死亡もすべて含まれているため、
「今の私たちの未来の姿」とはちょっと違う意味を持っているのです。
■ 今の年齢から「あと何年生きられるか」がわかるデータ
そこで参考になるのが
“平均余命” です。
これは、
「今の年齢から、あと何年生きられるかの平均」 を示すデータ。
たとえば、別の統計によると…
👉 80歳の女性は、ここからさらに約11.5年生きる
という結果があります。
つまり、
80歳の時点で、90代前半まで生きる可能性が高いのです。
「平均寿命より長くない?」と思われるかもしれませんが、これは自然なことで…
● 80歳まで大きな病気を乗り越えてきた
● 比較的生活習慣が安定している
● 長生きしやすい体質や環境にある
など、すでに“長寿グループ”に属しているため、
ここから先の寿命がぐっと延びるのです。
■ では、問題はどこにあるの?
実は、
元気に生活できる期間=「健康寿命」は平均寿命より短く、
- 女性:73.62歳
(健康に動ける期間)
平均寿命との差は 約13年 あります。
つまり…
👉 平均すると、13年間は思うように動けない可能性がある
ということ。
40〜60代の女性が「将来をどう生きるか」を考えるうえで、
とても大切なポイントです。
■ 健康寿命が短くなる最大の原因は“歩けなくなること”
健康寿命が短くなる理由で最も多いのは、
実は内臓の病気ではありません。
一番多いのは
運動器(骨・関節・筋肉・神経)の衰え
そしてその中心が、
👉 歩行機能の低下=歩けなくなること
です。
40〜60代の女性の多くが悩む
- 膝の違和感
- 足腰の重だるさ
- 姿勢の崩れ
- 疲れやすさ
これらはすべて“歩けなくなるリスク”とつながっています。
■ ロコモ(ロコモティブシンドローム)って?
ロコモとは、
運動器が衰えて、将来歩けなくなるリスクが高い状態
のこと。
「まだ自分には関係ない」と思われがちですが、
ロコモの兆候は 40代から始まる と言われています。
つまり、
今の年齢こそが、未来の歩行を守る大事なタイミング なんです。
■ 健康寿命をのばす鍵は「歩く力を保つこと」
運動というと「きつい」「続かない」というイメージがありますが、
健康寿命に最も大きく影響するのは
適切に歩ける体でいること
難しい筋トレをしなくても、
特別な器具がなくても、
歩き方ひとつで体は変わります。
適切に歩けると…
- 姿勢が整う
- 代謝が上がる
- 疲れにくくなる
- 関節の負担が減る
- 気持ちが前向きになる
40〜60代からの体づくりにぴったりの方法です。
■ 今日からできる“小さな一歩”
難しいことは必要ありません。
- 背筋を伸ばして5分だけ歩く
- エスカレーターを1つだけ階段に変える
- 家の中で足指をよく使う歩き方を意識する
- 速度より「姿勢の安定」を優先する
こうした、小さな積み重ねが
未来の健康寿命を大きく変えていきます。
■ おわりに:40〜60代は“これからの自分の体”と向き合う最適な時期
実は、
40〜60代は体が変わりやすく、
ケアが未来に直結しやすい、とても良い時期です。
無理せず、気持ちよく動ける体づくりを続けていけば、
70代、80代になっても軽やかに歩き続けられます。
このブログが、
“これからの私をちょっと大切にしよう”
そんなきっかけになれば嬉しいです。
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