#ピッチャー– tag –
-
痛みは動機に反応する:感情と身体の深いつながり
はじめに 「痛み」と聞くと、どこかをぶつけた、筋肉を使いすぎた、というような身体の損傷を連想する人が多いかもしれません。しかし、実は私たちの感情や動機が、痛みの感じ方に大きな影響を与えているということをご存じでしょうか? たとえば同じ家事... -
癖を超える身体:フェルデンクライス・メソッド
はじめに 「なんとなく動きが硬い」「同じところばかり疲れる」「姿勢がいつも崩れてしまう」――そうした悩みの背景には、**無意識の“動きの癖”**が潜んでいることがよくあります。 この癖を「矯正」するのではなく、やさしく気づき、選択肢を広げ、自発的... -
「動きの癖」から自由になる:身体的レジリエンスを育てるという考え方
はじめに 私たちは日々、無意識のうちに特定の「動きの癖」のなかで身体を使っています。それらの癖は、あるときは役立ち、あるときは制限となります。 フェルデンクライスメソッド(や他の身体技法でも)では、そうした癖に気づき、より自由で適応的な動... -
【高校野球】ピッチャーにおすすめ!インディアンクラブエクササイズ
ピッチャーの肩のケガ予防・フォーム改善に役立つツール、それが「インディアンクラブ」。ここでは、効果・メリット・注意点を高校野球向けにわかりやすく解説します! インディアンクラブとは? 木製またはプラスチック製のクラブ(バットに似た形)を使... -
感覚のズレが動作を狂わせる──空間感覚と神経系の再統合
感覚のズレを作るのは視覚だけではない "視線がブレる" → "視覚トレーニングをしよう" という図式がありますが、実際には、視覚そのものだけでなく、 **後頭下筋群・顎関節・足底・三半規管などの“感覚受容器”**が、 前庭神経核〜小脳〜中脳〜大脳といった... -
慢性痛は“神経の迷子”かも!
はじめに:原因の見えない“痛み”の正体 筋肉をほぐしても、関節を調整しても、なぜかぶり返す痛み。 「慢性痛」の多くは、筋や骨だけでなく、神経系の“過緊張ループ”によって引き起こされている可能性があります。 そのループの出発点として近年注目されて... -
見える・動けるをつなぐ──視覚統合トレーニングの評価法と変化の見取り方
なぜ評価が必要か? 第6回では、「目・頭・体幹の分離と再統合」の実践方法を紹介しました。 ただ、トレーニングの効果を“実感”としてだけで終わらせず、 明確に変化を「観察・記録・判断」することが、介入の質を大きく高めます。 そこで今回は、視覚と動... -
視覚神経を“鍛える”とは何をするのか?
視覚機能は鍛えられるのか? 前回までで、視覚には「見る力」以上の複雑な神経制御があることを書きました。 では、それを“どうトレーニングするか”? 「視覚神経を鍛える」というと抽象的ですが、実際は「目的に応じた神経経路を再学習・再連携させること... -
視覚は“見る”だけじゃない──パフォーマンスを支える4つの視覚系統と神経の役割
きっかけ:視力は良いのに、動作がズレる? 選手の中には「視力は問題ないのに、なんだかボールが見えていないような動き」をする人がいる。 捕球でグラブの中に当たらない スイングのタイミングが妙に遅れる パスの受け取りで動き出しがズレる こうした違... -
投球に生きる“流れ”を掴む道具|インディアンクラブと抜重
はじめに ピッチングにおける「抜重」は、下半身や骨盤だけでなく、上半身・特に肩や腕の動きにも深く関係しています。 最近、私自身が実践・指導の中で非常に効果を感じているのが、「インディアンクラブ(Indian Club)」を使った上肢の抜重トレーニング...
12